伊豆大島旅情(02年9月28日)
私の第3の古里、伊豆大島へ東京客船から毎日定期船が出始めました。
そこで、すばるのオフ会を企画し、皆で楽しもうと言うことになりました。
これが、東京客船の高速艇。久里浜から大島岡田まで90分、ちょっとおしゃべりしている内に着いてしまいます。
とりあえず、考古学から入ろうと、郷土歴史館に行ってみました。
学芸員の人が、付っきりで説明してくれました。
そうこうしている内に昼になり、地元の魚料理を味わいました。
天気は、生憎の雨。天気予報では、さすがのすばるも絶望かな??
でも、三原山は明日に期待して、とりあえず島一周です。
貝の博物館 パレ・ラメールでも、学芸員の方が付っきりで説明してくれました。
ここでは、世界中の珍しい貝殻が展示されていました。
<間伏の地層断面 別名バウムクーヘン>
大島公園では、椿について勉強しました。
頭がぐっと良くなった所で、民宿きくいちに帰り着きました。
<豪華 大宴会>
民宿のご主人からはエビヅルの実の果実新酒や手作りのリスのキーホルダーを記念にいただきました。
同行のNさんには、先の大戦の戦友との57年ぶりの再会、強者どもの夢のあとを訪ねる旅でもありました。
アメリカは大島に上陸して、島を足がかりに本土上陸を図るだろうと、大島防衛のためにNさんたち野戦砲隊は、
日露戦争で使用した大砲を横須賀から大島の二子山の上へ苦労してかつぎ上げ、
砲弾も改造し、応戦の用意ができたところで終戦。
仲間たちは故郷に復員し、一人は大島のアンコと結婚して大島の住人になったというわけです。
(57年経っても、上官は上官なのだと分かりました。)
さて、一夜明けると、不思議なことに天気は晴れていました。これは、ラッキー!!
まず、元町300mまで迫った溶岩の跡を見に行きました。
さあ、いよいよ三原山登山に出発です。
<内輪山> <ナンバンギセル>
不思議な神社です。溶岩が手前で二手に分かれて、神社には傷一つないのです。
<三原山 噴火口>
<気配は秋ですねぇ> <無事下山してきました。>
東京客船 高速艇のおかげで、すっかり近くなった伊豆大島。すっかり楽しみました。
今度は、椿祭りの季節にまた来ます。